ふるさと納税で気に入った自治体を見つけたとき、「この自治体にもう一回寄付したいんだけど、何回でもいいの?」って疑問に思ったことはないですか?
結論から言うと、ふるさと納税は同じ自治体に何回でも寄付できます。回数に上限はなく、控除上限額の範囲内であれば制限なく寄付が可能です。
ただし、返礼品のもらい方やワンストップ特例制度の扱い、確定申告の手続きなど、知っておかないと損するポイントがいくつかあるんだよね。この記事では、同じ自治体に複数回寄付する際のルールと注意点を詳しく解説していきます。

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同じ自治体に複数回寄付できるルールの基本
まず、ふるさと納税で同じ自治体に複数回寄付する際の基本ルールを整理します。
寄付回数に上限はない
ふるさと納税には、1つの自治体への寄付回数に制限は設けられていません。同じ自治体に年間何回寄付しても、その合計額が控除上限額内であれば税金の控除対象になります。
例えば、A市に10,000円を3回寄付した場合、合計30,000円が控除の計算対象となります(自己負担2,000円を除いた28,000円が控除される仕組みです)。
寄付先の自治体数にも制限なし
寄付できる自治体の数にも上限はありません。1つの自治体だけに集中して寄付しても、10の自治体に分散して寄付しても、どちらでも問題ありません。
ただし、後述するワンストップ特例制度を利用する場合は、寄付先が5自治体以内という条件があるので注意が必要です。
同じ自治体への複数回寄付は1自治体カウント
ワンストップ特例制度では「5自治体以内」というルールがありますが、同じ自治体に何回寄付しても1自治体としてカウントされます。つまり、A市に3回、B市に2回、C市に1回寄付した場合、自治体数は3つです。
ワンストップ特例制度の5自治体ルールは「自治体の数」であって「寄付の回数」ではありません。お気に入りの自治体に何度寄付しても、1自治体にカウントされるので安心してください。
返礼品は毎回もらえる?自治体による違い
同じ自治体に複数回寄付した場合、返礼品が毎回もらえるかどうかは自治体によって異なります。ここが最も注意すべきポイントです。
毎回もらえるパターン
多くの自治体では、寄付のたびに返礼品を受け取ることが可能です。返礼品の詳細ページに「何度も申し込み可」と記載されている場合は、安心してリピートできます。
年に1回しかもらえないパターン
一部の自治体では、同一年内の返礼品送付を1回に制限しているケースがあります。この場合、2回目以降の寄付では返礼品が届きません。寄付金は受け付けられ控除の対象にはなりますが、返礼品なしで寄付だけ行う形になります。
同じ返礼品は年1回、別の返礼品なら複数回OKのパターン
自治体によっては「同じ返礼品は年1回まで、別の返礼品なら何度でもOK」というルールを設けている場合もあります。例えばA市の牛肉セットは年1回だけど、A市のお米はまた別に申し込めるといった形です。

ワンストップ特例制度を利用する場合の注意点
確定申告なしで控除を受けられるワンストップ特例制度は便利ですが、同じ自治体に複数回寄付する場合にいくつか注意点があります。
申請書は寄付ごとに必要
ワンストップ特例の申請書は、寄付1回ごとに1枚提出する必要があります。同じ自治体に3回寄付した場合は、3枚の申請書を提出しなければなりません。1枚にまとめることはできないので注意してください。
申請期限を忘れずに
ワンストップ特例申請書の提出期限は、寄付した翌年の1月10日必着です。年末に駆け込みで複数回寄付した場合は、年明けすぐに全ての申請書を提出する必要があるので、早めに準備しましょう。
オンライン申請なら手間が大幅に減る
記事執筆時点では、多くのふるさと納税サイトがオンラインでのワンストップ申請に対応しています。マイナンバーカードがあればスマホで完結できるので、紙の申請書を何枚も郵送する手間が省けます。複数回寄付する方には特におすすめです。
ワンストップ特例制度を利用するためには、寄付先が5自治体以内であること、確定申告が不要な給与所得者であること、などの条件があります。6自治体以上に寄付した場合は確定申告が必要になります。
確定申告の場合はどう処理する?
6自治体以上に寄付した場合や、医療費控除などで確定申告をする場合は、ワンストップ特例は使えず確定申告での手続きが必要です。
同じ自治体への複数回寄付の確定申告方法
確定申告では、同じ自治体への寄付を1件ずつ個別に記入する方法と、合計額をまとめて記入する方法があります。どちらでも控除額は変わりませんが、寄付金受領証明書は寄付ごとに発行されるため、すべての証明書を保管しておく必要があります。
「寄附金控除に関する証明書」で手続きを簡略化
ふるさと納税ポータルサイト(さとふる、ふるなび、ふるさとチョイスなど)が発行する「寄附金控除に関する証明書」を利用すれば、年間の寄付を1枚の書類にまとめて申告できます。何回寄付しても1枚で済むので、複数回寄付する方には便利です。
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同じ自治体にリピート寄付するメリット
同じ自治体に何度も寄付することには、実はメリットもあります。
気に入った返礼品をリピートできる
一度受け取って美味しかったお肉やフルーツを、また同じ自治体から取り寄せられるのは嬉しいポイントです。品質がわかっているので「ハズレ」を引くリスクがなく、安心して申し込めます。
自治体との関係性が深まる
同じ自治体に継続的に寄付することで、その地域の応援者としての関係性が深まります。自治体によってはリピーター向けの限定返礼品や特典を用意しているところもあります。
ワンストップ特例の自治体数を節約できる
5自治体以内に抑えたい場合、お気に入りの自治体に集中して複数回寄付すれば自治体数を節約できます。例えば3つの自治体に集中して複数回寄付すれば、ワンストップ特例の範囲内で多くの返礼品を受け取れます。

同じ自治体に複数回寄付する際のよくある疑問
Q. 同じ自治体に同じ日に複数回寄付できる?
はい、可能です。同じ日に同じ自治体の異なる返礼品をそれぞれ申し込むこともできます。ただし、自治体によっては同日の複数申込を1件にまとめる処理をする場合もあるので、返礼品の詳細ページで確認しておくと安心です。
Q. 自分の住んでいる自治体にも寄付できる?
寄付自体は可能ですが、自分が住民票を置いている自治体への寄付では返礼品を受け取れません。寄付金控除は適用されますが、返礼品がもらえないため、他の自治体に寄付するほうがお得です。
Q. 複数回寄付の合計が控除上限額を超えたらどうなる?
控除上限額を超えた分は、純粋な持ち出し(自己負担)になります。例えば控除上限額が50,000円の方が70,000円寄付した場合、超過の20,000円分は控除されず自己負担となります。複数回寄付する場合は、合計額が上限を超えないよう注意してください。
Q. 年をまたいで同じ自治体に寄付した場合は?
ふるさと納税の控除は1月1日〜12月31日の暦年単位で計算されます。年をまたいだ寄付はそれぞれの年の控除枠で処理されるため、去年と今年で同じ自治体に寄付しても問題ありません。返礼品の受け取り制限も年単位でリセットされるのが一般的です。
Q. ワンストップ特例で同じ自治体に3回寄付したら申請書は3枚必要?
はい、3枚必要です。寄付1回につき1枚の申請書を提出するのがルールです。ただしオンライン申請に対応している場合は、スマホでそれぞれの寄付に対して申請手続きを行えるので、紙の郵送より手軽です。
同じ自治体に複数回寄付する場合のおすすめの使い方
最後に、同じ自治体への複数回寄付を上手に活用するための具体的な方法を紹介します。
使い方1:毎月違う返礼品を楽しむ
同じ自治体にはさまざまな返礼品がラインナップされています。1回目はお米、2回目はお肉、3回目はフルーツといった形で、同じ自治体から毎月違う返礼品を選ぶと、その地域の魅力を幅広く楽しめます。ワンストップ特例の自治体数もカウントを節約できて一石二鳥です。
使い方2:季節ごとの旬を追いかける
北海道の自治体なら、春はアスパラ、夏はメロン、秋はいくら、冬はカニといった形で季節ごとの旬を追いかけることができます。年間を通じて同じ自治体に寄付することで、その地域の四季の恵みを丸ごと味わえるのは贅沢な楽しみ方です。
使い方3:定期便+単発で組み合わせる
お米の定期便を1回申し込みつつ、別途お肉やフルーツを単発で申し込むという組み合わせも便利です。定期便で日常の食材を確保しつつ、気分に合わせて追加の返礼品を楽しめます。

まとめ
ふるさと納税は同じ自治体に何回でも寄付できます。回数に制限はなく、控除上限額の範囲内であれば何度でもOKです。ワンストップ特例制度でも、同じ自治体への複数回寄付は1自治体としてカウントされるので安心です。
ただし、返礼品の受け取りについては自治体ごとにルールが異なります。「毎回もらえる」自治体と「年1回限り」の自治体があるので、申し込む前に必ず確認してください。
ワンストップ特例を利用する場合は、寄付ごとに申請書が必要な点もお忘れなく。オンライン申請を活用すれば手間を大幅に削減できます。お気に入りの自治体を見つけたら、安心してリピート寄付を楽しんでください。
参考リンク:ふるさとプレミアム 同じ自治体に複数回寄付できる?|さとふる 複数回ふるさと納税のFAQ|ふるさと納税完全ガイド 自治体数や回数制限について
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