「ふるなびは家電の返礼品が多いと聞くけれど、実際の使い勝手はどうなの?」「ふるなびコインはもうもらえないの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ふるなびは、東証プライム上場の株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税サイトです。
この記事では、ふるなびの公式サイトと総務省のページで確認できた情報だけをもとに、機能やメリット・デメリット、控除の手続きまでを整理しました。ふるさと納税は寄付であり、控除上限額の範囲内で寄付し、確定申告またはワンストップ特例の手続きをした場合に、自己負担が2,000円になる仕組みです。
なお、2025年10月1日以降は、寄付に伴ってポイントなどの経済的な利益を提供する事業者を通じた寄付の募集が、総務省の基準で認められていません。ふるなびでも寄付によるふるなびコインの付与は2025年9月末で終了しています。この記事では、ポイントの有無ではなく、返礼品の探しやすさや手続きのサポートに絞って解説します。

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ふるさと納税サイトは、ポータルごとに返礼品の探しやすさや使える決済方法が違います。主要サイトの特徴をこちらの記事で比べています。

ふるなびとは?サービス概要
ふるなびは、応援したい自治体や返礼品の情報を探して寄付できるふるさと納税ポータルサイトです。食品や日用品に加えて、PC・TV・掃除機・キッチン家電などの「電化製品」カテゴリが用意されており、ふるなび限定の返礼品も掲載されています。
| サービス名 | ふるなび |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アイモバイル(2007年8月17日設立、東京証券取引所プライム市場上場) |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷 |
| 会員登録 | 無料。マイページでの証明書発行やオンライン申請は、ログインした状態で行った寄付が対象 |
| 主な支払い方法 | ふるなびマネー、クレジットカード、Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い、銀行振込など(自治体によって異なる) |
| 控除手続きのサポート | アプリでのワンストップ特例オンライン申請(ふるなびワンストップ e申請)、1年分の寄付をまとめた証明書の発行 |
| ふるなびコイン | 寄付によるコイン付与は2025年9月末で終了 |
掲載自治体数や返礼品数は時期によって変わるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。
ふるなびの特徴・使える機能
家電の返礼品をカテゴリや特集から探せる
ふるなびの「電化製品」カテゴリは、PC、TV、掃除機、キッチン家電、美容家電、健康家電などに細かく分かれています。公式サイトには「地元が誇る家電返礼品特集」もあり、家電やパソコンなどの返礼品を地域ごとに紹介しています。冷凍庫の空きを気にせず受け取れる返礼品を探したい方には便利な入口です。
ふるなびカタログ(あとから選べる)
寄付額に応じたカタログのポイントが発行され、好きなタイミングで特産品と交換できる仕組みです。公式では、ポイントの有効期限がない(一部の自治体を除く)と案内されています。このポイントは寄付先の自治体の返礼品を選ぶためのもので、サイトから付与されるポイントとは別物です。
ふるなびトラベル
旅行したい地域に寄付すると、返礼品として寄付金額に応じたトラベルポイントが発行され、寄付した地域の対象施設で宿泊や食事、体験に使えるサービスです。
ふるなびプレミアム・クラウドファンディング
寄付金額50万円以上の方を対象に、専任のコンシェルジュが寄付プランの提案から申込みまでを無料で代行する「ふるなびプレミアム」があります。また、使い道が明確なプロジェクトを選んで寄付できる「ふるなびクラウドファンディング」や、災害時に支援を届ける「ふるなび災害支援」も用意されています。
ふるなびコインは寄付での付与が終了
ふるなびコインは、以前は寄付やレビューに応じて付与されていたコインです。公式サイトには「2025年9月末をもって寄附によるコイン付与は終了いたしました」と明記されています。2025年10月1日以降の寄付は、レビューを投稿してもコイン付与の対象外です。保有しているコインの有効期限は付与日から12ヶ月後の末日とされているため、残っている方はふるなび公式「ふるなびコインについて」で交換方法を確認しておきましょう。
ふるなびで寄付する流れと支払い方法
返礼品を選んで寄付を申し込み、支払いをします。公式サイトで案内されている支払い方法は次のとおりです。
| 支払い方法 | 内容・注意点 |
|---|---|
| ふるなびマネー | クレジットカードでチャージして使う決済サービス。1円から使えるが、他の決済方法との併用はできない |
| クレジットカード | Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club |
| スマホ決済など | Amazon Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い |
| その他 | 銀行振込、郵便振替、現金書留、自治体へ直接持参 |
使える支払い方法は自治体によって異なります。また、寄付する方と決済する方は同一である必要があります。
年末の寄付で注意したいのは、銀行振込・郵便振替・現金書留などは、12月31日までに自治体への入金が完了していないとその年の寄付にならない点です。年末ぎりぎりの場合は、オンライン決済を選ぶと安心です。
ふるなびのメリット
メリット1:食品以外の返礼品を探しやすい
電化製品のカテゴリが細かく分かれているうえ、家電の特集ページもあるため、「食品は十分」「冷凍庫がいっぱい」という方でも選択肢を見つけやすい構成です。ふるなび限定の返礼品も掲載されています。
メリット2:ワンストップ特例の申請がアプリでできる
ふるなびアプリとマイナンバーカード、カードの読み取りに対応したスマートフォンがあれば、「ふるなびワンストップ e申請」でワンストップ特例の申請をオンラインで行えます。紙の申請書を郵送する手間を省けるのは大きな利点です。ただし、対応していない自治体もあります。
メリット3:1年分の寄付を1つの証明書にまとめられる
確定申告をする方向けに、ふるなびで行った1年分の寄付を一覧にした「寄付金控除に関する証明書」を電子ファイル(XML形式)で発行できます。寄付した翌年の1月10日以降に自動で発行され、マイページからダウンロードできます。自治体ごとの寄付金受領証明書を使って申告することも可能です。
メリット4:受け取り方を選べる
カタログやトラベルなど、返礼品の受け取り方が複数あります。年末に寄付だけ済ませて、返礼品はあとからゆっくり選びたい方や、寄付先の地域へ旅行したい方に向いています。


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ふるなびのデメリット・注意点
寄付でコインはもらえない
以前の評判で「コインがもらえる」と紹介されていたことがありますが、寄付によるコイン付与は2025年9月末で終了しています。古い情報を見て期待しないよう注意しましょう。
ログインせずに寄付すると手続きのサポートを使えない
ふるなびワンストップ e申請も、1年分をまとめた証明書も、ログインした状態で行った寄付が対象です。寄付したあとに会員登録・ログインしても、その寄付はオンライン申請できないと案内されています。
オンライン申請には条件がある
e申請はふるなびアプリから行い、マイナンバーカードの券面事項入力補助用パスワード(数字4桁)と署名用電子証明書パスワード(英数字6〜16桁)が必要です。一度に申請できるのは同一自治体の10件までで、他サイトの寄付は申請できません。
申込み後の変更・キャンセルは自治体への連絡が必要
決済が完了した寄付は、原則としてキャンセルできません。配送先や決済方法の変更も、ふるなびではなく寄付先の自治体へ直接問い合わせる必要があります。返礼品の発送は通常でも1〜2ヶ月かかることがあると案内されています。
ふるなびの口コミ・評判
ここでは個別の投稿を引用するのではなく、公式サイトで確認できる機能をもとに、評価が集まりやすい点と気になりやすい点を傾向として整理します。
評価されやすい点
- 家電の返礼品がカテゴリ別にまとまっていて探しやすい
- ワンストップ特例の申請がアプリで済み、書類の郵送がいらない
- カタログを使えば、返礼品が届くタイミングを自分で決められる
- 確定申告用の証明書をマイページからダウンロードできる
気になりやすい点
- 寄付でふるなびコインがもらえなくなった
- 寄付先の自治体によってはオンライン申請ができない
- 使いたい支払い方法が、選んだ自治体では使えないことがある
- 申込み後の変更やキャンセルは自治体に連絡する必要がある
気になる点の多くは、ログインしてから寄付し、申込み前に返礼品ページで支払い方法や配送の目安を確認すれば避けられます。
他のふるさと納税サイトとの比較
主要なふるさと納税サイトについて、公式サイトで確認できた事実だけを表にまとめました。
| 項目 | ふるなび | さとふる | 楽天ふるさと納税 | ふるさとチョイス |
|---|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アイモバイル | 株式会社さとふる | 楽天グループ株式会社 | 株式会社トラストバンク |
| ワンストップ特例のオンライン申請 | 「ふるなびワンストップ e申請」あり | さとふるアプリで対応 | 公式サイトで案内あり | チョイスアプリで対応 |
オンライン申請の対象となる自治体や利用条件はサイトごとに異なるため、利用前に各公式サイトで確認しましょう。どのサイトにも良さがあるので、目的に応じて併用するのも一つの方法です。併用する場合は、寄付の合計が控除上限額を超えないよう注意してください。ほかのサイトも含めて比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。



ふるなびの利用の流れ(寄付〜控除の手続き)
- 控除上限額の目安を調べる:確定申告またはワンストップ特例の手続きをしたときに自己負担が2,000円で済む寄付額の上限(控除上限額)は、年収や家族構成によって変わります。公式の控除上限額シミュレーションで目安を確認しましょう。
- 会員登録・ログインして返礼品を選ぶ:オンライン申請や証明書を使うために、ログインしてから寄付します。
- 寄付を申し込んで支払う:その年の控除を受けるには、12月31日までに決済や入金を済ませます。
- 控除の手続きをする:ワンストップ特例か確定申告のどちらかを行います。
総務省によると、ワンストップ特例を利用できるのは、確定申告の不要な給与所得者等で、寄付先が5団体以内の方です。6団体以上に寄付した場合は確定申告が必要です。ふるなびの案内では、申請期限は寄付した翌年の1月10日で、e申請も同じです。特例を使うと所得税からの控除はなく、控除額の全額が翌年度の住民税から差し引かれます。
確定申告をする場合は、寄付した翌年の3月15日までに住所地の税務署へ申告します。寄付した年の所得税から控除(還付)され、住民税は翌年度分が減額されます。ワンストップ特例の申請後に確定申告をすると特例の申請はすべて無効になるため、特例を申請した寄付分も含めて申告しましょう。制度の詳細は総務省「ふるさと納税の流れ」で確認できます。
失敗しない使い方のコツ
家電の返礼品を探したい方
電化製品のカテゴリや家電特集から候補を絞り、返礼品ページで配送の目安を確認しましょう。返礼品によって受け取り回数に制限がある場合もあります。
初めてふるさと納税をする方
まず控除上限額の目安を調べ、その範囲で寄付額を決めます。寄付先が5団体以内で確定申告が不要な方は、ログインしてから寄付し、ふるなび公式のオンライン申請の案内で対応自治体を確認しておくと、手続きの漏れを防げます。
確定申告をする方
医療費控除などで確定申告をする方は、寄付金控除も確定申告で申告します。翌年1月10日以降にマイページから証明書をダウンロードすれば、ふるなびでの1年分をまとめて提出できます。他サイトの寄付は記載されないため、別に証明書を用意しましょう。
年末に駆け込みで寄付する方
銀行振込などは自治体への入金が年内に間に合わないと翌年分になります。年末はクレジットカードなどのオンライン決済が安全です。


よくある質問(Q&A)
Q. 今もふるなびコインはもらえますか?
A. 寄付によるコイン付与は2025年9月末で終了しています。2025年10月1日以降、寄付に伴ってポイントなどを提供する事業者を通じた寄付の募集は、総務省の基準で認められていません。
Q. 寄付するたびに2,000円の自己負担がかかりますか?
A. いいえ。2,000円は1回ごとではなく、1年間の寄付に対する負担です。控除上限額の範囲内で寄付し、確定申告またはワンストップ特例の手続きをすれば、何回寄付しても自己負担は2,000円です。
Q. 家族名義のクレジットカードで支払えますか?
A. 公式では、寄付して控除を受ける方と決済する方は同一である必要があると案内されています。
Q. 寄付をキャンセルできますか?
A. 決済が完了した寄付は、原則としてキャンセルできません。可否は自治体ごとに異なるため、寄付先の自治体へ直接問い合わせてください。
Q. 返礼品はどのくらいの価値のものがもらえますか?
A. 返礼品の調達にかかる費用は寄付額の3割以下と定められています。価値の高さではなく、応援したい地域や欲しい返礼品で選ぶのがおすすめです。
Q. 書面の申請書でワンストップ特例を申請することもできますか?
A. できます。オンライン申請のサービス開始後も、引き続き書面での申請が可能と案内されています。
ふるなびはこんな方におすすめ
- 家電など食品以外の返礼品を探したい方
- ワンストップ特例の申請を郵送ではなくスマートフォンで済ませたい方
- 確定申告用の証明書をまとめて用意したい方
- カタログで返礼品をあとからゆっくり選びたい方
- 寄付先の地域への旅行を考えている方
まとめ
ふるなびは、家電を含む幅広い返礼品を探しやすく、ワンストップ特例のオンライン申請や確定申告用の証明書発行など、控除の手続きもサポートしているサイトです。一方で、寄付によるコイン付与はすでに終了していること、手続きのサポートはログインした状態での寄付が対象であること、支払い方法やオンライン申請に自治体ごとの条件があることも理解しておきましょう。
ふるさと納税は、控除上限額の範囲内で寄付し、確定申告またはワンストップ特例の手続きをした場合に、自己負担が2,000円になる寄付の仕組みです。まずは控除上限額の目安を確認し、応援したい自治体と返礼品を選ぶところから始めてみてください。


※本記事の情報は2026年10月時点で各公式サイト・総務省のページを確認した内容です。サービス内容は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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